レッドオレンジコンプレックス(ROC)
レッドオレンジコンプレックスは、高い抗酸化作用と紫外線から肌を守る効果から、今美容マニアの間では密かなブームとなっています。さらに天然の果物から抽出されるため、成分にこだわりのある方からも注目されています。
今回は、
- レッドオレンジコンプレックスとは
- レッドオレンジコンプレックスの効果
- レッドオレンジコンプレックスに副作用はある?
- レッドオレンジコンプレックスの摂取目安量
について説明致します。
しみ・そばかす対策に良いとされるレッドオレンジコンプレックスを大解剖!
レッドオレンジコンプレックスとは
レッドオレンジはイタリアのシチリア島地⽅特産の特殊なオレンジで果⾁は特徴的な⾚⾊、バイオレットレッド⾊を呈します。温暖な気候で作られる糖分や日中と夜間の大きな寒暖差によりアントシアニンの合成が刺激されます。そのため特徴的な赤い色になるのです。
レッドオレンジコンプレックスの主な効果は、抗酸化作用です。この効果は、数々の試験やヒト臨床実験で確認されています。レッドオレンジコンプレックスは、美肌を目指す全ての女性のために新美容素材として世界で注⽬されるレッドオレンジ抽出物です。
レッドオレンジコンプレックスの効果
レッドオレンジコンプレックスの効果は大きく分けて二つあります。
1.抗酸化作用
紫外線を浴びると、体内では活性酸素を発生します。活性酸素は、光老化と呼ばれる紫外線の影響による、しみ、そばかすなどの原因と言われています。
レッドオレンジコンプレックスは、含有成分であるアントシアニン、フラバノン、ヒドロキシケイ⽪酸のフェノール類とアスコルビン酸の相乗効果により酸化ストレスを抑制し、体内の酸化ストレスに対応します。そのためDNAの損傷を防ぐ働きがあります。また、フリーラジカルの生成を抑制・除去をする効果があります。
2.紫外線保護作用
26~47歳の⼥性20⼈を対象にレッドオレンジコンプレックスを100mg/⽇、15⽇間経⼝投与し、さらに紫外線照射を行うという臨床試験をした結果、試験開始時と15⽇後の⽪膚紅斑を⽐較した場合に約30%低下していることが確認されました。
これらの試験からレッドオレンジコンプレックスを経口摂取することで、紫外線の影響によって生じる肌のダメージを低減することが可能ということ、さらに紫外線から肌を保護することに効果があることが確認されました。
レッドオレンジコンプレックスに副作用はある?
優れた抗酸化作用、紫外線保護作用も持つレッドオレンジコンプレックスですが、副作用については現在のところ報告はありません。しかしながら、サプリメントで過剰に摂取しようとすると他の成分も過剰接種することになるため目安量を守ることが大切です。
レッドオレンジコンプレックスの摂取目安量
レッドオレンジコンプレックスは、優れた抗酸化作用、紫外線保護作用を持つため摂取目安量が気になるところですが、特に規定はないようです。しかし、サプリメントに頼り過剰に摂取すると他の成分も摂りすぎてしまうため、サプリメントの使用目安を守るようにしましょう。